【ライブマシーン】の光と影

漫画

【ライブマシーン】の光と影

そこは戦場だった。

一人の日本人がいた。

名前は有山礼二。

職業…傭兵

私は松森正先生の描く漫画は大好きだ。


人物を描くのがとにかく巧い…特に裸体が⁉


女性は特に美しく描く…が、ブスブスなりだ。(笑)

場面は、都内に飛ぶ。

地下室。


そこでになり水の中へと入る。
そこから地上に出るとそこは大邸宅のプール。


その家のガレージには車が2台とオートバイ。
礼二はその一台、スバル360に乗って飛び出し夜の六本木へ…

スバル360と言えば『熱地時代/刑事編』水谷豊扮する刑事が乗っているとてもスタイリッシュな車だ。


そこでは、ピアニスト有山礼二だ。

いや、元々はピアニストだった。
Solo Monkに憧れ、本場アメリカを目指す。

出典:https://www.amazon.co.jp/Solo-Monk-Thelonious/dp/B0045DO7ZC

途中までだが、私は彼を凄くカッコいいと思った。

かれた。

大学時代、私も漫画の中の一枚のレコードジャケットが気になり、当時のレコード屋に駆け込み『Solo Monk』でジャズの世界を知る。


そこから『ジョン・コルトレーン』『バラード』に行き着くまでは、そんなに時間はかからなかった。

私の一番好きな曲だ。
『ジョン・コルトレーンバラード』

Ballads / John Coltrane Quartet

さて、物語に戻ろう…

だが、そこで待っていたのは挫折、そして絶望だ。


黒人達の指先から程走るソウルに。。。。。

それで、傭兵の訓練学校へ入る。

彼が選んだ、『演奏から一番遠い世界』

そして礼二は、殺人機械『ライブマシーン』へと変貌して行く。

再び東京六本木…

中国人の靴磨きに呼び止められる。
「 ヒ・ト・ゴ・ロ・シ」「芸術家…」「ワタシ、世話してあげるよ殺す相手」と声を掛けられる。

そして靴磨きは電話番号の紙を有山に渡し「ワタシが必要な時、電話しなさい」「アナタ、きっと電話するよ」

礼二が連絡し向かった先には大きなビルディング。


そこには仮の姿である靴磨きの『Q』がいた。

そのQから様々な『殺し』の依頼を受ける事になる。
そして礼二は『綺麗に』その相手を次々と始末して行く。

礼二は人を殺す度に、ピアノでもその指は舞い、そして鍵盤が踊る様になる…礼二のピアノは研ぎ澄まされて行く。

その舞台はいつしかニューヨークへ…

ある日、礼二はお店にやって来た女性客から指名をされる。
礼二はその夜にその女性を抱く。


礼二はその女性がQから送られた贈り物である事は知っていた。
女性はQによって調教されたSEXマシーンだった。

だが、礼二はその女性と恋に堕ちる。

その女性も礼二の殺しの手助けをする事になって行く。

その殺されている相手達とは…

『弓孤会』…政界、財界、官界を牛耳る集団で、1937年の『南京事件』で中国軍の家族までをも大虐殺した日本軍の残党。

『弓孤会』もまた殺し屋を雇う。

その殺し屋の名は原典明…元・過激派のテロリスト。
その典明が、元・同士を集めて礼二の暗殺集団を作り上げる。

だが、礼二はその集団を味方にしてしまう。

漫画の中で面白い一文がある。

「人間の耳が捉えることの出来る周波数は20ヘルツから2万4千ヘルツ。人の耳では聞こえない…不可聴の16ヘルツ以下の重低音を40分流すと人間は無思考状態に陥る。もしも、それ以上聴き続ければ狂気に至り、やがて死ぬ

『ナチスが開発した音波拷問である』

人を殺したくなったら、この手は足が付きにくいかも…だな⁉(笑)

次から次へと殺されて行く『弓孤会』

また、味方になった殺し屋達も死んで行く。

最後に残った『弓孤会』ボス大道寺真悟を前にしてQ「南京事件でアナタの部隊はワタシの父と一族を虐殺し莫大な金の延棒と貴金属を奪った。その時まだ5歳だったワタシは水瓶の中に隠れて生き延びました。41年かかってあなたがた、いやアナタを追い詰めました。長かったよとても。ゲーム・セット」と言って大道寺慎吾に弓を引く。。。。。

礼二はニューヨークのジャス祭に来ていた。

『至高の”時の時”LIVE』演奏が終わった時、礼二Qの放ったスナイパーによって狙撃されてしまう。

Qは呟く。

「アナタの子供、ワタシ育てるよ」

礼二の彼女、阿里沙は礼二の子供を妊っていた。。。。。

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