【湘南少女NAGISA】に懐旧の感慨

漫画

【湘南少女NAGISA】に懐旧の感慨

        湘南

[1964年…NAGISA小学6年生]

この年は東京オリンピックの行われた年だ。

この物語の主人公『なぎさ』母親の運転するオート三輪の中で初潮が3日前に終わったと言う話で始まる。

オート三輪…私の故郷は福島県の田舎町だったからか、このオート三輪の実車を見た事がない。

見てみたい。

そして、助手席に白石麻衣あたりを乗せてドライブしてみたいものだ。

助手席があるのかどうかわからないが…⁉️

海辺の片隅で水着に着替えているところを、この物語の主人公『西宮なぎさ』少年に見られてしまう。

見てしまったのは、夏の間別荘にやって来ている『竹脇洋』と言う同じ歳の少年。

それがきっかけで二人は知り合いになるのだが、泳げない洋に泳ぎ方を教えている内に、お互いがお互いを好きになる。

なぎさの方から…キスをする。

そして二人は結婚の約束をする。

ところが、ふとした事がきっかけで、なぎさは洋に酷い事を言ってしまう。

翌年…海岸で洋の父親と会う。

聞かされた話は、もともと病弱だった洋が死んでしまった事と、洋がなぎさを死ぬまでずっと好きだった事。

なぎさは、洋に酷い事を言った事を後悔し、洋の父親の腕の中で泣きじゃくる

[1966年…NAGISA中学2年]

マリーナで『加山雄三』を見かけ舞い上がるなぎさ

なぎさのクラスには美人でスタイル抜群、勉強も出来て人気者『桑島真美』と言う子がいる。

だが、なぎさはその子の事が好きではない。

その子が、体育の水泳の時間にプールの底に沈んでいるのをなぎさが見つけ助けてやる。

その夜、真美がなぎさの家を訪ね、助けてもらったお礼を言い、自宅に招待したい事を告げられる。

一度は断るが加山雄三と一緒にいたのが、真美の兄だった事を思い出し行く事にする。

家に行くと「キミがマミの命の恩人?兄の亮一です。よろしく」と笑顔で挨拶され、照れるなぎさ

真美の部屋で、真美は自分が前の学校で病気をし、学年がひとつ上である事と更にはなぎさが自分の事を嫌っているのも知っている事を伝えられる。

なぎさは「嫌いじゃない。少しまぶしかっただけ」と答える。

二人は休みの日に会う様になる。

江ノ島を探索する二人。

ここで少し『漫画大学院』の話になる。

私は以前に、テレビ番組で江ノ島の紹介番組の構成を担当した事があったので、お勧めのスポットを知っている。

この漫画の舞台が湘南・江ノ島なので『漫画大学院』ではその情報を紹介しょうと思っていたのだが、漫画の進行の中で二人が訪ねる先で出て来たので途中だが紹介させて頂く。

まず『稚児ケ淵』だ。

番組では「稚児の白菊がここから身を投げた事からその名が付いた」と言う紹介で収めておいたのだが、実はその白菊は二人のお坊さんと三角関係になり、それに悩んだ白菊が身投げをしたと言うのが真相だ。

こういう話は同性であっても、そしていつの時代においても、あって何らおかしくはない事だ。

そして『江ノ島の奉安殿〜江ノ島弁財天』だ。

ここも番組では無難な紹介で済ませているが、八角のお堂の中には裸の弁天様が置かれてあり、しかもひっくり返すとちゃんと性器までが付いている。

だからと言って、ひっくり返して見れる訳ではないのに、番組AD「どうしても見たい」と言ってお堂の中に入り、弁天様をひっくり返してしまったものだから驚いた。。

ウ、ウソだ。

驚いたのは読者ですよね、ごめんなさい。

と、とにかく江ノ島には縁結びのスポットはたくさんあるが、ここはカップルがお参りすると弁天様がやきもちを焼いて、別れさせてしまうと言う縁切りのスポット。

是非参考にして頂きたい。(笑)

さて、物語に戻る。

真美の部屋にいる二人。

そこでなぎさが真美に言い寄られキスをされてしまう。

そこから真美がなぎさのスカートの中に手を入れようとする。

なぎさは「いやだっ!やめて!」と言って真美を突き飛ばす。

「あなた……自分でした事ないの?」」と言う真美の言葉に『驚いたのはなぎさより私の方』だ。

更に「なぎさちゃん、お兄さんのこと好きでしょう?だけどダメよ、兄さんは男の人しか好きになれないの。わたし…兄さんが好きだったのに…」と言って泣き崩れる真美

なぎさは真美の部屋を飛び出してしまう。

その夜、、、

父親から家に電話が入る。

母親が電話に出て「救助?男と男の心中?やだよぉ!けがらわしい!」と言って電話口で騒いでいる。

助けた漁師達が「男同士真っ裸で手と手を手錠で繋いで、まぁ何とか命は助かったが息子にあんな事されちゃ、いくら気取った家でもメンツ丸潰れだべぇ」などと噂している。

雨の中、なぎさは二人が心中したヨットを見に行くと、そこに少し離れたところに車から降りた真美がなぎさに何か言っている。

読唇で「さ・よ・な・ら」と言っているのがわかった。

その夏の終わり、真美は誰にも移り先を告げずに去って行った。

[1967年…NAGISA中学3年]

ベトナムへ徴兵される外国人『マイケル』との、、、

[1968年…NAGISA高校1年]

レーサーを目指す工員『高橋浩一』との、、、

[1969年…NAGISA高校2年]

なぎさは老人画家のヌードモデルとなり、その絵『窓辺の少女』『糸園画伯』遺作となって新聞で紹介される。

[1970年…NAGISA高校3年]

年上の同級生で在日の活動家『金崎』との、、、、

[1971年…NAGISA美大目指し浪人中]

予備校美術研究所に通うなぎさ。

美術研究所には、なぎさの絵を批判する『佐川講師』に、逆にフォローする『東講師』と言う女性と、更になぎさの絵を認める『桐生主任講師』がいる。

なぎさは東講師友達になり、桐生主任講師にはをする。

ところが、桐生主任講師と東講師は…

この漫画は年代毎に、なぎさと言う少女が大人の女への階段を登って行く途中で出会う男性との恋を描いた物語だ。

ただ、全てがアンハッピーエンドで、そのは終わりを迎えている。

それがこの漫画の一つのテーマなのだろうが、年代毎に起こる社会の動きも織り交ぜなから、湘南・江ノ島と言う舞台も紹介されながら進行している。

私は大学時代にサーフィンをするのに夢中で通ったのが湘南、そしてサーフィンが終わって腹を空かして行ったのが江ノ島の鯛茶漬け屋だ。

私にとっては、懐かしくてたまらない漫画だった。

『漫画大学院』では、この江ノ島の鯛茶漬け屋を紹介したかったのだが、残念ながらくなってしまっていた。

ただ、湘南の名物なので、ネットで調べると鯛茶漬けの名店を探し当てる事が出来るはず。

湘南に行った際には、是非召し上がって来て頂きたい。

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