『サンダーバーズ』と言うスキー漫画の考察。

漫画

『サンダーバーズ』と言うスキー漫画の考察。

その昔、本当にアメリカであったかどうかはわからないが、クルーザーのボディの天上部分にロープを張り人がそのロープを持って相手と荒道を走り先に落ちた方が負けで、負けた方が金を払うと言うゲームでいきなり始まる物語りだ。

物語りの中では『クルーザーロデオ』と紹介はされているが、ネットで調べても出て来ないので御厨先生の創作かも知れない。

日本蔵王スキー場…

スキーメーカー『蔵王スキー」令嬢『清水英理』が、森林コースと呼ばれる難しいコースで倒れているところを助け、その令嬢をロッジまで担いで滑走して来たのがこの物語りの主人公『沢真澄』だ。

インターハイ優勝、そして高校生ながらインターカレッジの大会にまで特別に出場を許され、そこでも優勝して天才少年『黒い稲妻』と呼ばれていたが、何故かその後消息を経ってしまっていた。

冒頭の『クルーザーロデオ』賞金稼ぎをしていたのがその沢真澄だ。

この漫画は1978年12月25日が初版。

読んだのは確か大学生になってからなので、私は夏はサーフィン冬はスキー夢中になっていた頃だ。

今でこそスキー(スノーボード含めた)漫画は多々あるが、この当時は非常に珍しく私の記憶する限りだと、この漫画が初のスキー漫画ではないかと思う。

だからこの漫画に登場する、ステンマルクトエニは、’70年代に活躍したスキー選手だ。

スキーに大ブームを起こしたのが、1987年公開の原田知世主演の映画『私をスキーに連れてって』だ。

ゲレンデに向かう車の中では松任谷由実『Sarf & Snow』が定番だった。

松任谷由実 (Yumi Matsutoya) – サーフ天国、スキー天国

さて物語に戻ろう。

実は沢真澄が蔵王スキーの社長令嬢の清水英理を助ける事がそもそも謀略の始まりだった。

清水英理のヴィンディングを、パラフィン模擬弾で撃ってわざと彼女を転倒させたのだ。

何故に謀略が企てられたかと言えば、アメリカ資本のスキーメーカーのシグマスキーが、総額200万ドル優勝賞金80万ドルと言うとてつもない金額のレース『シグマカップ』を主催し、更に優勝するスキーヤーに自社のスキー板を履かせて優勝させ業界のシェアの独占を図ったからだ。

それにしても当時は確か1ドルが180円位の時代に80万ドルは1億4千4百万円と言う事になる。

今の時代のマラソンの記録更新の賞金1億円でも凄いと思うのに、総額だと3億6千万円て…まぁ漫画だからいいのか⁉️(笑)

今回は脱線が多い。。。(苦笑)

まぁ〜金が絡むところには謀略、策略、陰謀は付き物だ。

この物語もスキーメーカーの謀略の渦の中で様々な事が起こる。

まず、沢真澄が清水英理を助けた事がキッカケで二人は親密な関係へと進んで行く。

半ば強引に沢真澄が清水英理にキスをする。

これは、既にカメラマンが構えているところでの事なので、これが後でスキャンダルへと発展る。
 
そんな事とは知らない清水英理は沢真澄に身体まで奪われてしまうのだか、それが何とゲレンデでだ。

私は雪国の出身だが、雪の上でのSEXはまず想像する事すら無理だ。(笑)

しかもこの二人は初めてのSEXで、更に清水英理に至っては処女で雪原にの跡さえ付いている。

あんびり〜ばぼ〜だ。(信じられない)

その後、キスシーンの写真が公になり、罠だったと知った清水英理の沢真澄への気持ちは憎悪へと変わる。

沢真澄は、シグマに利用されていた事に気付き、更にはまでも狙われる。

シグマカップは出場選手2,416名、日本の幾つもの会場で何回もの予選が行われる。

沢真澄は個人登録でそのレースに参加する。

レースを勝ち上がって行く度に、沢真澄の清水英理への思いは愛情へのと変わって行く。

沢真澄はレースを勝ち上がって行くと、蔵王スキーからスキー板が送られそれで滑る様になる。

清水英理も沢真澄がシグマに利用された事を知り、次第に心を軟化させて行く。

準決勝…沢真澄は勝つには勝ったが、既にその身体はレースを続けられる身体ではなくなっていた。

倒れ込む沢真澄に寄り添う清水英理。。。

’70年代前半と言えばオリンピックはオリンピック憲章に則ったアマチュアスポーツの祭典だった。

その精神は、広告色を出せないNHKの様な感じである。

スキーで言えば、オリンピック、W杯等の国際大会で優勝した選手がスキー板を立ててインタビューされる、あるいはスキー板を持って表彰台に上がる事問題視されていた時代でもある。

それが、オリンピックそのものが巨大化し過ぎて、国家予算だけでは賄えなくなり、やむを得ず企業の力を借りずにはやって行けなくなり、選手は自分をサポートする企業のスキー板を立ててアピールする様になった。

今では当たり前に行われている事が当時は問題視されていたのである。

それが’70年代後半から緩和せざるを得なくなったのが前途の理由からだ。

この頃からメーカー同士の企業戦争が始まる。

この物語はそんなメーカーの謀略の中でひとつの恋愛の形を描いている。

凄い恋愛の形だが…(苦笑)

時代背景を写し出すにはタイムリーな構成になっていると思う。

さて『漫画大学院』のコーナーだ。

これまでの冬季五輪で、日本人が好成績を残して来たのがジャンプ競技だ。

日本の人気種目でもある。

だいぶ前になるが私がジャンプ競技を見ていた時の事だ。
 
ゲスト解説者が「ジャンプの始まりは囚人の処刑方法だったんですよ」と言っている。

だがこれには根拠がない

確証の無い事は安易に言ってはいけないのもテレビだ。

実際には、1840年頃のノルウェー・テレマーク地方が発祥とされている。

出典:https://www.canstockphoto.com/

現在、着地の際に両手を広げ片足を前に出して着地する姿勢をテレマーク姿勢と言うが、その由来もここから来ている。

初めてのジャンプ競技会が開催されたもテレマーク地方で、1879年ジョルジャ・ヘンメスウッドと言う少年が出した23mという記録が残っている。

では、これまでの最長不倒はと言うとオーストリアシュテファン・クラフトが記録した253.5mだが、これって私のドライバーショットの飛距離と変わらない

ゴルフボール並みに人が飛んでいると思うととんでもない事だ…いや、飛んでいるのか⁉️(笑)

ジャンプ競技では、昔は飛行中にバランスを崩す事もあったので、そう言うのを見ると「あっ、死ぬのかな?」なんて思って見ていたものだが、現代の競技ではそこまで危険性を伴う事はなくなっている様だ。

まだ見た事がなく、是非見てみたいなと思うのが、滑走中に転んでジャンプ台の先の部分から下にボトッと落ちるやつ

飛行距離1mとかの⁉️

不謹慎だね?

ごめんなさい!

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